開発サポート
開発サポート
ノチダでは、様々なお客様のニーズに応える為に、
お客様のアイデアを元に設計させていただき
カタチにするまでのお手伝いもさせていただいております。
また、生産にかかるコスト削減や生産性の向上を目指し
お客様と共に発展していけるよう体制を整えております。
設計
工法提案
■ 設計
八尾市立病院様の要望をカタチに
八尾市立病院様で使用されている放射線ガン治療機に装着される遮電子板の設計・製作を行いました。
材質を鉄に変更し、レーザー切断機で厚みの異なる金属板を積層させることで、切削加工することなく必要な形状を大幅に工数低減して製作することが出来ました。2016年7月14日から八尾市立病院様で活躍しています。
- 標準装備の遮電子板は鉛と錫の合金で、鋳型に削り加工で作られており、1個単位で製作するとなると塊からの削りだしとなり、材料費、加工工数ともに多くのコストがかかってきます。
体幹覚醒トレーニングメソッド
のサポートを具現化
BTSJAPAN様よりトレーニング装置の製作相談があり、設計→試作→改良(4回)→完成までをノチダで行い、ニーズに応えることが出来ました。BTSはわずか3分で体幹を覚醒させる今までになかった画期的なトレーニングメソッドです。
元々はこの設計概略図から始まり、お話をお伺いしながら開発を進めていきました。
BTSJAPAN様の要望により、ダンパーの取り付け位置を変更することで負荷を5段階で調整する構造も設計で反映させました。
ADLサーキット
株式会社ルピナス様よりADLサーキットで使用する浴槽ユニットとトイレユニットが簡易的に製作できないかというご相談を頂きました。
浴槽ユニットに必要な仕様としては
・浴槽と床面の段差を患者さんに応じて簡単に高さ変更ができる
段差高さは300mm~500mm(25mmピッチ)
・安全にトレーニングできる
トイレユニットの仕様としては
・便座の高さが患者さんに応じて簡単に高さ変更ができる
便座までの高さは300mm~500mm(50mmピッチ)
・左右に跳ね上げ式の手すりを設置する
・左右の手すりにロック機構を設ける
これらのご要望をできるだけ価格を抑えるために一般流通品を利用して設計製作を行いました。
ルピナス様からは要望通りの機器が出来上がり運用することができたとのお声を頂きました。
■ 工法提案
スクリーン生産の共通化
エキスパンドメタル材の四方カットを汎用機にてカット(顧客にてR15に統一依頼), コの字曲げ製品の自動機作成
- ・金型段取時間の短縮
- ・金型保管場所、金型費用の削減
- 1.エキスパンドメタル材を製品寸法の大きさにカットして購入します
- 2.金型にてエキスパンドメタル材の四方をR10orR15にてカットします
- 3.t0.6×幅12.5㎜の材料を製品寸法を展開した大きさにカットして購入します
- 4.幅12.5㎜の材料を半分にV曲げの金型にて曲げます
- 5.V型に曲がった材料をコの字に曲げます
- 6.エキスパンドメタル材にコの字に曲げた材料を両サイドからスライドして挟み込見ます
- 7.金型にてV型を上からタタキつぶしエキスパンドメタル材にかしめます
- 新製品が出るたびに金型が発生してしまいます
- (エキスパンドカット型・コの字曲げ型)
-
- 1. 金型費用が発生してしまいます
- 2. 金型の置き場所が必要となってしまいます
- 3. 金型段取替えが発生してしまいます
陳列棚の板金化
制作方法を板金工法に変更し、組合せが容易な構造にしました。
- ・生産性アップ
- ・軽量化
- ・コストダウン
- 1.材料は市販のアングル材を使用します
- 2.アングル材を製品寸法にカットし両サイドにノッチを入れる必要があります
- 3.アングル材を組合せ溶接にて接合します
- 1. 重量が重くなります
- 2. アングル材の組合せが複雑になります